ツッコミどころ満載のインガ
こんにちは、雪風です。
今回は「MARΩ」という漫画に出てくるキャラ「インガ」について語ります。
(下で紹介している2巻の表紙のキャラですね)
週刊少年サンデーで掲載されていた「MARΩ(メルオメガ)」と言う漫画。
アニメ化もされた「MAR(メル)」の続編にあたる作品。
異世界「メルヘヴン」で暮らす主人公の少年「カイ」が仲間と共に冒険を繰り広げ、故郷を取り戻すために戦う作品でした。
「インガ」は彼の仲間の一人にあたりますね。
魔法の国・カルデア出身なのですが、自分の祖先にあたる人物が不祥事を犯し
そのせいで一族で迫害を受けた少年。
そういった過去があるからか、他人に心を開かず辛辣な物言いが多いです。
ですがカイたちと旅を続けていくうちに、徐々に心を開いていきます。
そんな彼、ツッコミどころが何気に多いキャラなんですよねー。
◆カイが自分を助けに来てくれた際、突然ぶん殴る
捕まってしまったインガとヒロイン・エリサ。カイはまともな戦闘手段を持っていませんでしたが、彼らを救うべく動き出しました。
その途中で敵対する少女・ゲルダと遭遇。カイのおかげで二人は心を通じ合わせたものの、ゲルダは命を落としてしまいました……
それでも二人を救出することに成功。エリサはカイを心配してくれましたが、
ろくに戦闘手段を持たず危険を犯してでも自分たちを助けに来たことが気にくわなかったのか、
インガはカイの肩を後ろからつかんだと思うと、
突然ぶん殴った!!
おいおいおいおい…何も殴らんでもいいだろ!!それも自分を助けに来てくれた人を!!
でもカイは直前にゲルダを失っているためか「みんなをあきらめられるわけない!」という熱い叫びをインガにぶつけました。
そんなカイを見たインガは「こいつ魔力を使い果たして立ってるのもやっとじゃないか…」
立ってるのもやっとな人間を殴るなっ!
でもその後、インガは「一応礼は言っておく。ありがとう」と…しかも赤面する表情も。
さてはツンデレだなオメー。
◆カイが差し入れてくれた料理に(こっそりとではあるが)文句を言った
次なる目的地は人魚の島!船で移動するカイたち。しかしインガは体調を崩し部屋で寝込んでいました。
本人の台詞からすると船は苦手な様子?(つまり船酔い…)そこにカイがご飯を差し入れてくれました。
いつ敵が襲ってきてもいいように、腹ごしらえをするという意味合いで。
それをバクバクと食うと、一言。
ふん、塩気が足りない…
せっかく作ってくれたんだから文句言うなっ!塩気足りないって思うなら塩とか持ってきてもらって足せばいいでしょ。
◆人魚への物の聞き方がなってない
やっと人魚の島にたどり着いた…はいいものの、カイは敵の男と一緒に怪物化した人魚のペットに食われてしまった!
それを人魚から聞き出そうとするインガでしたが…「言えよ!」と言いながら、いきなり武器の「冥王の鎌」を突きつけました。
しかも、その後
「カイを救い出す方法が何かあるだろ!?お前のペットを殺したって構わないんだぞ。」
と…
ひどいです!ひどすぎます!!(byリーリエ) そんな物の尋ね方があるか!
人魚にとっては大切なペットなのに、それを「殺しても構わない」はないだろ!
しかも武器を突きつけて「言えよ!」言われても、何を言えばいいんだよ!
◆人魚に自分の物言いを非難され、見当違いな開き直りをした
↑のシーンの後。不遜な態度で物を尋ねる物だから人魚も嫌がって教えてくれません。
「アンタみたいなの嫌い。素直に言えば?」と言う人魚にインガはこう言いました。
そうさ!どうせ僕は嫌われ者の末裔だ!
確かに上でも説明したとおり、インガは祖先が起こした事件のせいで迫害を受けていたキャラ。
でも人魚が言ってるのは「あんたが問題を起こした男の末裔だから嫌い」ってことじゃないから!
「インガの物の尋ね方が悪い」ってことだから!
ちなみにその後はインガがカイに対する素直な胸の内を吐露したことで人魚も承諾し、
カイを無事に救うことに成功しました。
◆敵を救ったカイに対して「だから何?」と突っ込みたくなるような発言
故郷を奪った敵の男と戦うカイたち。だがそのとき、新たな敵側の刺客が現れて男を瀕死の重傷に追いやった!
男は親玉からすっかり見切りをつけられてしまったのです……
「死んでいい奴なんていない!」カイはその思いを胸に、新たな力を使います。
それは癒やしの力。その力を使い、男を救います。
そんなカイを見たインガはこう言いました。
まったく…いよいよ敵まで助けてしまうとはな…
…だけど予想してたよカイ!
だ か ら な ん だ 。
そんな「予想してたよ」なんてこっちに言われても困るわ!!
それも「カイ!」なんて名前まで呼んで…
予想するのは勝手ですが、それをこっちに振らないでください!
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