私・雪風が好きなこととかをのんびり語っています。

苦しみの比

こんにちは。雪風です。

「シンカリオン」のアニメを見ていて、思った事を書かせていただきます。


59話。

イザさんとの対話の道が途絶えてしまった…

深刻な空気に包まれる一同。

リュウジくんも彼の関わった事故で父親を亡くしている。

そんな人物と対峙しなければいけないのだ。

だが…

「その重さは俺たちの比じゃないだろう」

「親父の死は不幸な事故だった」


割り切った態度…

ハヤトやホクトパパのことも気遣っています。

…だけど、自分の苦しみや他人の苦しみに「比」も何も、あるんだろうか


そんな彼。

後の鍋のシーンで本音を吐露しています。

「正直に言うと冷静でいようとすることで必死だったんだ」


やっぱり…割り切ったような言い方してたけど、本当は辛かったんだな…

苦しいのに、それを押さえつけちゃダメなんだよ。


…だけど。

「彼にそんな事言ってますが、自分はどうなんだ?」

…思えば私もそうだ。


「このぐらい苦しくないよ」

「私以上に辛い人だっているんだから…」

そう考えて、自分の苦しみを押し殺してしまうことがある。

だからリュウジくんのことああだこうだ言えない…

助けてと言えない理由・助けてと言わせない社会

少し前に「つらくて苦しくて助けてほしいけど誰にも相談したくない人」というものを書きまして、その後も何となく言葉にできなかった部分があるような気がしてモヤモヤしていたのですが、先日、図書館でボーっと書棚を眺めていたら、ある本のタイトルがどどーんと飛び込んできました。 『助けてと言えない 孤立する三十代』 NHKクローズアップ現代取材班 助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)posted with ヨメレバNHKクローズアップ現代取材班 文藝春秋 2013-06-07 Amazon楽天ブックス 図書館 ズバリです。一気に読みました。まったく他人事に思えませんでした。 この本を読むことで、モヤモヤがちょっとクリアになりました。困っている人をあたたかく見守ってくれる人がいることも知りました。そういった支援活動は広がっているようです。 しかし、そんな希望を感じながらも、現実はもっと厳しいものなんだろうなぁと暗澹たる気持ちになるのでした。 「助けて」と言えない30代 この本は、2009年10月7日に放送された番組を文庫化したもの。 "助けて"と言えない ~いま30代に何が~|NHK クローズアップ現代 始まりは、39歳で孤独死した男性のニュース。社会から孤立し、困窮状態に陥っても助けを求めない30代。どうして「助けて」と言えないのか。 ここで言う30代は、1970~1979年生まれの人。不景気で、雇用状況も厳しく、1994年の流行語は「就職氷河期」。社会情勢による影響は大きく、「30代」は問題をひも解く重要なキーワードだと言えます。 しかしながら、「助けて」と言えない心理は30代に限らず、多くの人に共通する部分があるはずです。この番組は大きな反響を呼び、ネットでも共感の声が広がったのだそう。そして、6年後の今、私も深く共感しています。 こうして私がこの番組内容に吸い寄せられたように、きっと似たような思いを抱えている人は多いのではないでしょうか。 例えば、病気で働けなくなった悔しさや情けなさ、負け組意識、ただひたすらに自分を責めることしかできないもどかしさ、そういったところにもリンクしているように思います。

ナミうつブログ

彼が自分の苦しみを必死で押し殺してるのを見て辛くなるように、

私も苦しみを押さえつけるのはよくないんだなって…

どうしても自分を愛せない私。

自分を受け入れられない


「自分の苦しみに『比』も何もあるのか、苦しいのは一緒だ」

さっき言った言葉を自分にもかけてやりたいよ。

どうしても自分には優しくできないけど。

少しずつ少しずつ。

自分をいたわっていけたら…


…余談だけど先ほどあげたツイートの投稿者さんすごいな。

あんな「テーブルの上の飲み物の違い」とか「ストローの袋の違い」とかに一発で気づいたんだから!


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